硬式テニスは小さい子どもから年を取っても出来るスポーツ、と言われています。その中でも、ジュニア選手はどのぐらいいるのでしょうか?選手のランキングについて調べてみました。
ジュニアの日本人はどのくらい?
日本テニス協会の調査(令和4年テニス環境等実態調査報告書)では、日本全体でのテニス人口は約320万人、年代別では、高年齢層の方のプレイ率が高い傾向にある反面、低年齢層のプレイ率が下がっている現状があります。
低年齢のプレイ率が下がっていると言われている中でも、テニス選手としてジュニア登録しているのは55,015人います。
ジュニア選手の日本全体でのランキングも見ることが出来ます
U18 男子シングル 引用:JTAジュニアランキング ホームページ
ジュニアのランキングの仕組み、ポイント制度は?
ジュニアもプロと同じようにランキングは、参加した大会の順位で得られるポイントで、関東テニス協会のジュニアでは
大会のレベル(グレード)は
全国大会 グレード①
関東大会 グレード②
関東大会 グレード③A
関東大会 グレード③B
関東大会 グレード③C
公認大会 グレード④A
公認大会 グレード④B
公認大会 グレード④C
のように、7段階で定められていて、開催地域や試合方法(3セットマッチなのか)により、それぞれの大会にグレードが決められています。
大会での順位により獲得できるポイントが決められています。
引用:関東テニス協会HP
ポイントの獲得は?
例えば、全国大会のグレード①18歳以下で、1位(優勝です)は2000ポイント、2位(準優勝)は1600ポイントを獲得することが出来ます。
ジュニアの大会は大会の大きさ(ドロー数)、年齢区分によってポイントが設定されています。また、勝たなくても、ベスト16であれば(=準々決勝で敗退)655ポイントが獲得できます。
こうして獲得したポイントの、過去1年以内に獲得したポイントのうち上位5大会をの合計ポイントを積算したものが、各選手の獲得ポイントとなり、その順番がランキングとなります。
ポイントは12歳以下から18歳以下まで共通で、年齢が上がってもポイントは継続して行きます。
ジュニア登録するためには、各都道府県のテニス協会に登録することが必要です。
世界と繋がるポイント
JTA(日本テニス連盟)ジュニアポイントを積み重ね、大きな全国大会(例えばユニクロ全日本ジュニアテニス選手権 2023)などでも好成績を残していくと、ITF(国際テニス連盟)ジュニアランキングのポイントに手が届くようになります。
日本のランキングから世界のランキングに繋がっているんですね。
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