2024年の全仏オープンは5月20日（現地時間）に予選開幕して、6月9日の最終日までパリのローラン・ギャロスを会場として開催されます。
テレビの放送やネットの配信､歴代の優勝者など、気になるところを調べてみました。
全仏オープン（ローランギャロス）の特徴は？
大会概要
| 大会名 | 全仏オープン （The French Open） |
| 開催 | パリ／フランス |
| 開催日程 | 予選 5/20〜 本戦5/26~6/9 |
| 会場 | スタッド・ローラン・ギャロス |
| サーフェース | クレーコート（クレー=赤土＝レンガの粉） |
| ドロー | シングルス：128、ダブルス：64 |
| 賞金総額 | €49,600,000 (約73億500万円) 2023当時 |
ローランギャロスで行われる全仏オープンは、四大大会唯一のクレーコート選手権です。クレーコートは、ハードコートやグラスコートとはまた違った特徴が有ります。
まずは、色！ 赤、赤土、茶色？ クレーコートは独特の赤い色です。試合中には、選手の靴や靴下が赤く染まって見えます。
クレーコートの赤い色は、土が何からできているのか、わかりますか？
はい、赤い土は砕いたレンガでできているので煉瓦色=赤ですね
熱戦を制した選手のウェアが赤く染まってるのは勲章です、決勝戦で優勝が決まった瞬間にコートに大の字に寝転んで喜ぶ選手の背中が赤く染まっているのはとても感動的に感じますね。
レンガを砕いて細かくした土なので、テニスでよく言われる「遅いコート」になります。「遅いとは」クレーコートでは、ボールは高くバウンドして、スピードが落ちやすいことです。
したがって、選手はボールに追いつきやすくなり、ラリーが続くことが多くなります。逆にみると、ウィナー（１本で決めるショット）が少なくなるのです。
詳しくは、こちらからどうぞ
全仏オープン（フレンチオープン）の大会日程は？
大会日程は、予選から始まって、チャリティイベントを挟んで5/26の初日から始まります。
| 5/20(月)〜5/24(金) | 予選 | |
| 5/25(土) | Yannick Noah’s day ヤニック・ノアの日 一昨年までローランギャロス子どもの日と呼ばれていたチャリティーイベントday。フランス往年の名選手ヤニック・ノアのクレーコートでの勝利から40周年を記念してヤニック・ノアの日と改名されました。エキシビジョンマッチなどを行い、その利益は協会に寄付されます。 |
|
| 男子シングルス | 女子シングルス | |
| 5/26 (日) | 1回戦 | 1回戦 |
| 5/27 (月) | 1回戦 | 1回戦 |
| 5/28 (火) | 1回戦 | 1回戦 |
| 5/29 (水) | 2回戦 | 2回戦 |
| 5/30 (木) | 2回戦 | 2回戦 |
| 5/31 (金) | 3回戦 | 3回戦 |
| 6/1 (土) | 3回戦 | 3回戦 |
| 6/2 (日) | 4回戦 | 4回戦 |
| 6/3 (月) | 4回戦 | 4回戦 |
| 6/4 (火) | 準々決勝 | 準々決勝 |
| 6/5 (水) | 準々決勝 | 準々決勝 |
| 6/6 (木) | 女子準決勝 | |
| 6/7 (金) | 男子準決勝 | |
| 6/8 (土) | 女子決勝 | |
| 6/9 (日) | 男子決勝 | |
コート別の試合内容などの詳細は以下のページで確認できます。
テニス全仏オープンの出場の日本人選手は？ジュニア選手は？
男子シングルスでは、けがによる長期離脱によるプロテクトランキング48位の錦織圭選手、西岡良仁選手（世界ランキング71位）とダニエル太郎選手（同85位）が本戦エントリーしています。
女子シングルスでは 大坂なおみ選手、日比野菜緒選手（女子世界ランキング85位）の二人が本選エントリーしています。
一方、5/20からはじまる予選には､日本人選手7姪が参加の予定です
■男子
望月慎太郎
島袋将
内山靖崇
■女子
内島萌夏（９）
本玉真唯（１３）
齋藤咲良
坂詰姫野
日本人試合結果
錦織圭 1回戦フルセット勝利！ 2回戦途中棄権
西岡良仁
ダニエル太郎
大坂なおみ
日比野菜緒
内島萌夏
本玉真唯
日本人予選結果（2024/6/1追記）
■男子
望月慎太郎 予選1回戦敗退
島袋将 予選1回戦敗退
内山靖崇 予選2回戦敗退
■女子
内島萌夏（９） 予算突破！
本玉真唯（１３） 予算突破！
齋藤咲良 予選決勝敗退
坂詰姫野 予選1回戦敗退
日本人ジュニア参加者
日本人ジュニアは過去、全仏オープンジュニアでは良い成績を取る事は難し勝ったのですが、ことしは男子のNO1シードに全豪オープンジュニアで優勝した坂本怜（さかもとれい）選手、女子ではJ500オッフェンバッハで優勝した園部八奏（そのべわかな）選手がNo6シードとなっています。
今年は期待したいですね！
■男子
坂本怜 No1シード
本田尚也
■女子
小池愛菜 No8シード
園部八奏 No6シード
クロスリー真優
テニス全仏オープン 放送予定は？
2024年全仏オープンのテレビ放送を見るには、wowowの有料放送で見るしかない現状です。
wowowライブ192ch 衛星放送の他、ケーブルテレビ等で視聴できます。
テレビ東京、NHKで中継していた時期もありましたが、2024年はwowowだけとなっています。
Wowowは契約初月は無料、加入翌月以降、月額2､300円（2024/5/3現在）です。
有料の衛星放送なので、契約をしないと見られません。
うーん、NHKやテレビ東京でも過去地上波で放送していましたが、2024年はDAZNなどのネット配信もなく、見るテニス、には厳しい全仏オープンとなっています。
全仏オープン 無料で見るには？
wowowでは、四大大会の1日目は無料放送をしています。1日目と言うことは1回戦なのですが、前年優勝者はセンターコートで試合をおこなうので、1日目にその試合が無料放送されるかもしれません。
無料ではありませんが、wowow契約があればネット配信のwowowオンデマンドで見逃し配信も含めて視聴可能です。
無料で見る方法は､いくつかあります詳しくはこちらでどうぞ
テニス全仏オープン歴代優勝者を調べてみました
全仏オープン、この10年間の歴代の優勝者を男女まとめてみました。
| 年 | 男子 | 女子 |
| 2013 | スペイン…ラファエル・ナダル | アメリカ合衆国…セリーナ・ウィリアムズ |
| 2014 | スペイン…ラファエル・ナダル | ロシア…マリア・シャラポワ |
| 2015 | スイス…スタン・ワウリンカ | アメリカ合衆国…セリーナ・ウィリアムズ |
| 2016 | セルビア…ノバク・ジョコビッチ | スペイン…ガルビネ・ムグルサ |
| 2017 | スペイン…ラファエル・ナダル | ラトビア…エレナ・オスタペンコ |
| 2018 | スペイン…ラファエル・ナダル | ルーマニア…シモナ・ハレプ |
| 2019 | スペイン…ラファエル・ナダル | オーストラリア…アシュリー・バーティ |
| 2020 | スペイン…ラファエル・ナダル | ポーランド…イガ・シフィオンテク |
| 2021 | セルビア…ノバク・ジョコビッチ | チェコ…バルボラ・クレイチコバ |
| 2022 | スペイン…ラファエル・ナダル | ポーランド…イガ・シフィオンテク |
| 2023 | セルビア…ノバク・ジョコビッチ | ポーランド…イガ・シフィオンテク |
男子はラファエル・ナダル選手が強いですね。ここ10年で7回優勝！ローラン・ギャロスでは段違いの強さを誇っています。
残念ながら、ラファエル・ナダル選手も2023全仏は欠場です。そして、同時に来季限りで現役引退との報道が入ってきました！！全仏と言えばラファエル・ナダル選手、憎たらしいほど強い選手でした、全仏での対戦成績は 2005–2020 の勝率「98.0%」（100勝–2敗）と圧倒的でした。
女子はセリーナ・ウィリアムズ、イガ・シフィオンテクが2回優勝、他の選手は1回ずつ優勝となっています。
テニス全仏オープン2024のドローは
4大大会の一つの全仏オープンは128ドローの大会になります。
1回戦は64試合が行われ、6月9日の最終日まで、熱戦が繰り広げられます。
フランステニス連盟のウェブサイトのドロー表は以下のリンクからご覧になれます。随時更新されていきますので最新のドローを見ることが出来ます。
フランス、パリの日本との時差は、-7時間。デイセッションは日本時間の夕方から試合が始まり、ナイトセッションは日本の深夜に試合が行われるます。
全仏オープンを中継で見ると、ついつい深夜までみちゃいますよね
寝不足がつづきます・・・
男子シングルス ドロー表
女子シングルス ドロー表
フランステニス連盟ウェブサイトから
テニス全仏オープン 2023の結果は？
| 男子シングルス決勝 | N.ジョコビッチ | 77-61 6-3 7-5 | C.ルード |
| 男子ダブルス決勝 | I.ドディグ / A.クライチェク | 6-3 6-1 | S.ジレ / J.フリーゲン |
| 女子シングルス決勝 | I.シフィオンテク | 6-2 5-7 6-4 | K.ムチョバ |
| 女子ダブルス決勝 | シェイ・スーウェイ / ワン・シンユー | 1-6 77-65 6-1 | L.フェルナンデス / T.タウンゼント |
テニス全仏オープン 2022の結果は？
全仏オープンの2022年の結果
男子シングルス決勝は
第5シード、ナダル vs 第8シード、ルード
結果は ナダルが6-3,6-3,6-0で前人未踏の全仏オープン14回優勝！
女子シングルス決勝は
第1シード、シフィオンテク vs 第18シード、ガウフ
結果は シフィオンテクが6-1,6-3 で全仏オープン2回目の優勝
ことしは、誰が優勝するのでしょうか？6月9日決勝戦まで楽しみに見ることとします。
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