国枝慎吾の車椅子テニス経歴は?グランドスラム成績は?国民栄誉賞

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国枝慎吾の経歴を簡単におしえて!

国枝慎吾(くにえだ しんご)は、日本の元プロ車いすテニス選手であり、1984年2月21日に千葉県で生まれました。幼少期に脊髄腫瘍による下半身麻痺を経験し、車いすの生活が始まりました。野球を好きだったが車いすバスケが見つからず、車いすテニスを始めました。
驚異の才能を発揮し、麗澤高校で世界トップ選手リッキー・モーリエに感銘を受け、競技に真剣に取り組むようになりました。

麗澤大学国際経済学部を卒業後、2004年にアテネパラリンピックに出場し、ダブルスで金メダルを獲得。その後、プロ転向し、ユニクロと所属契約を結び、競技生活を続けました。2006年にアジア人初の世界ランキング1位になるなど、国際舞台で多くの成功を収めました。

国枝慎吾のグランドスラムの成績は?

国枝慎吾さんはグランドスラム車いす部門で男子世界歴代最多となる50回の優勝を達成し、シングルスでは年間グランドスラム(全豪オープン、ジャパンオープン、ブリティッシュオープン、全米ウィールチェアの4大会)を計5回達成。ダブルスではキャリアグランドスラムと4大会連続優勝を果たしました。

グランドスラム車いす部門で、男子世界歴代最多となる計50回(シングルス28回、ダブルス22回)優勝の記録保持者。年間最終世界ランキングでは1位を10回記録している。

また、生涯ゴールデンスラムを達成している。
生涯ゴールデンスラムとは、通算成績でグランドスラム4大会に優勝することです

シングルスでは、年間グランドスラムを計5回達成し、ダブルスではキャリアグランドスラムと4大会連続優勝を果たしている。

車椅子テニスといえども、グランドスラム大会での優勝が50回がどのくらい凄いかと言えば、男子シングルスではノバク・ジョコビッチが23回 ダブルスでは0回の合計23回、その倍以上の優勝回数と聞けばそのくらい素晴らしいことか分かりますよね。

国枝慎吾のオリンピックパラリンピック

パラリンピックでも、2004年アテネから2020年東京までの5大会連続で金メダルを含む複数のメダルを獲得。東京パラリンピックでは、男子シングルスで金メダルを獲得しました。

国枝慎吾の国民栄誉賞受賞

2023年1月22日、世界ランキング1位のまま現役引退を表明しました。彼の活躍と貢献に対して、日本政府は国民栄誉賞を授与することを閣議決定しました。同年3月に表彰式が行われ、国枝慎吾さんはこの栄誉を受け取りました。

競技だけでなく、彼は教育の場でも貢献しており、麗澤大学の特任教授に就任する予定です。

国内外での栄光と、障害を乗り越えての成功は、多くの人々に勇気と希望を与えました。国枝慎吾さんの車いすテニスの功績は、日本のスポーツ界にとって永遠の記録となるでしょう

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